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【決裁者としての実力が問われる】定量的分析と定性的分析の両面が必要だからこそ、株式投資は難しく、面白い

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こんにちは。

先日、「消費者独占性が高い企業は、理論株価の実現可能性が高くなる。」という旨の記事をアップしました。

 

www.ichika-ryu.com

 

内容をまとめると、「過去の財務データから理論株価を求めるだけでは不十分で、消費者独占性という企業の見えづらい強さを見抜くことで、真に優れた銘柄を選定することができる」という話です。

 

このように優れた銘柄を選定するには、

過去の財務データを参照することで理論株価を求めるような「定量的分析」と、

ビジネスモデルの優位性や経営者の手腕の高さを見定めるような「定性的分析」の両面が必要です。

 簡単に言うと、数字を使った分析が「定量的分析」、

数字で測り難い要素を分析するのが「定性的分析」となります。

 

現代では有価証券報告書は過去にさかのぼってアクセスすることが可能で、IRなど企業側から投資家に情報が発信される機会も増えているため、情報の非対称性は解消されるトレンドが進んでおります。

 

このことから、特に定量的分析に必要な情報は容易に手に入り、一般投資家でも詳細な分析が可能となっております。

私のような投資家の端くれでも、ROEやEPSなどの指標をすぐに調べることができ、理論株価を算出していることからもそれは明らかでしょう。

 

一方、定性的分析についても経営者との距離が縮まっていること、SNSなどの双方向コミュニケーションツールの発達により企業活動を身近に感じる機会が増加しているなど、分析を進める手段は増えているものの、曖昧な評価基準に頼らざるを得ないというのが正直なところでしょう。

 

「株は難しい」とされるのは、この定性的分析を完璧に行うことが不可能なところにあるのではないでしょうか。

 

私たち投資家がこの難しさに対して最大限対抗するには、「その会社の商品に実際触れてみる」とか、「社員と直接話してみる機会を作る」とか、時間と手間があればできることはあるでしょう。

しかし、これらの行動を起こしてもなお分析としては曖昧なものとなるでしょう。

 

つまり、最後は己の直感に頼らざるを得ないフェーズがあるのです。

 

ここで勘違いしてはならないのが、「最後には直感に頼るのだから、最初から直感で銘柄を選べばいい。」という投げやりな考えにならないことです。

 

私が思う正しい銘柄選択のフェーズは以下の通りです。

フェーズ①:消費者独占性が高いと思われる企業を定量データを基にスクリーニングし、簡単な定性データと併せて評価し選定する。

フェーズ②:選定企業群の将来の理論株価を算出する。

フェース③:高い将来の理論株価を指した企業を選定する。

フェーズ④:企業の消費者独占性に関わる定性的要素(ビジネスモデル、経営陣、商品)を精査し、長期間現状か現状以上の収益性を維持できるかを評価する。

 

基本的には、定量的分析フェーズでフィルタリングしてから、定性的分析フェーズに入るべきだと私は考えております。

いくらビジネスモデルなどの定性的要素が魅力的でも、財務が伴っていない企業に投資価値はないからです。

よって、フェーズ①での定性的分析は、明らかなコモディティ型産業や衰退産業の会社を除外する程度のものでよいでしょう。

 

これらのように、フェーズ③まで定量的分析を基に数字という確たる要素で優良企業を絞ることはできるものの、最後のフェーズ④で「己の直感に頼らざるを得ない」部分が存在します。

 

株式投資でセンスが問われるとしたら、この部分が該当するでしょう。

逆に言えば、この最後の部分に到達するまでは、誰でも努力で詰められる部分なのです。

 

 

株式投資はどこまで行っても難しく、債券などと比べてもリスクも大きいのです。

しかし、自分の詰められるところまで詰めて最後は思い切った判断を下し、その結果が損益としてはっきりと出されるというのは清々しいものです。

これほど自分の判断の正否が明確に表現されるものは私には他に知りません。

 

少々飛躍しますが、株式投資を上達させるという行動には、「自分の判断の正当性を向上させる」という大義すら存在するように思えるのです。

そしてそれが長期投資ともなれば、「どうすればこの世の中を長く良いものにしていけるか」という判断力が問われることになると思います。

 

だとすると、株式投資って奥が深くてとても面白いですね。

 

今回は以上とさせて頂きます。

ではでは(゜ω゜)ノシ