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【企業の投資効率】利益剰余金がどれだけ有効に使われているかを測る方法を考える

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こんにちは。

長期投資を考えている投資家にとって、ROE(当期純利益/純資産)は重要視される指標の一つです。

それというのもROEは株主資本の毎年の成長率を示しており、株価の成長率と密接な関連性があるからです。

 

そしてROEの分子である当期純利益は、主に配当金と繰越利益剰余金の二つに使用用途によって区分され、うち利益剰余金は企業の生産性をより向上させるための設備投資や、新たな事業を興すためのM&Aの原資として使用されます。

 

今回はこの利益剰余金がどれほど利益拡大に有効に活用されているかを測る方法について考えたいと思います。

 

 

先日の記事で、配当性向が低いほど、この利益剰余金に多く資金が回されることになり、期待リターンが上昇すると述べました。

 

www.ichika-ryu.com

 

しかし、これは配当金が課税され、利益剰余金=「将来への投資」が全て100%以上有効に使われているという前提のもとで成立する仮説です

 

例えば、利益剰余金100億円を設備投資に使ったものの、その設備が最終的に50億円の利益しか上げられなかった場合、その投資はリターン率ー50%の無用な投資だったということになります。

 

このような「企業の投資効率」は長期投資をする上でかなり重要視すべき要素だと考えます。

(特に私のような期待リターンを算出して投資先を選ぶ人にとっては、期待リターンの実現性に大きな影響を及ぼす要素です。)

しかし、企業の行う個々の投資の情報を理解し、またそれらの投資の最終利益を算出することは個人投資家には不可能と言えます。

いったいどのようにすれば企業の投資能力を測ることができるのか、素人ながら考えてたのが以下の通りです。

 

「企業の投資効率」= (1+EPSの成長率) / {1+平均ROE×(1-平均配当性向)}

分子は当期純利益の成長率、

分母は毎年の純資産の成長率から配当に回す割合を控除したものとしています。

つまり分母は「投資に回せる原資の成長率」を表せていると考えています。

 

これにより、「企業の投資額の拡大が、どれだけ利益の成長に貢献しているか」という視点で企業の投資能力を測れます。

(なお、投資の成果が出るのは時間がかかるので、各指標は10年単位の結果・平均値を採用するのが妥当と思われます。)

 

例えば、EPSの年単位の成長率が15%で、平均ROEが20%、配当性向が40%の企業Xがあるとします。

上の式を使って企業Xの投資能力を求めると、0.15 / 0.2×(1-0.4) = 125%

つまり企業Xは利益剰余金による投資から25%の利益をあげており、有効に投資を行っていると評価できます。

 

このやり方であれば、比較的簡単に企業の投資能力が測れると思います。

 

 

どれだけ現状のビジネスが上手くいっていようと、投資が有効に行えない企業は将来性が無いです。

特に現代のような変化が激しい環境の中では、現状のビジネス一本を同じスタイルで続けるやり方ではすぐに淘汰されます。より企業には投資能力が問われる時代とも言えます。

 

長期投資家として、投資・買収などによって形を変えながらも、長く社会に貢献し続けられる逞しさを持った企業に関わりたいものです。

 

今回は以上とさせて頂きます。

ではでは(゜ω゜)ノシ