イチカ流!本気で億万長者を目指す株式投資ブログ!

20代サラリーマンが株式投資についてアレコレ考えながら、投資可能資産1億円を目指して奮闘します!

【企業の財務を評価する】財務分析の手法一覧をまとめてみました

f:id:Ultra-HNWI:20180704204704j:plain

こんにちは。

 

今回は企業の財務諸表上の数値を分析することにより、財政状態・経営成績・キャッシュフローの状況などの良否を判断できる「財務分析の手法一覧」をご紹介いたします。(よく使われる分析手法は太字にしております。)

 

なお、財務分析手法は以下の5種類に大別しております。

①収益性分析=企業の利益獲得能力の分析。現状のビジネスがどれだけ上手くいってるかを見られる。

 

②安全性分析=企業の短期的支払い能力・財務バランス・資金のフロー分析。倒産リスクを避けるために使用できる。

 

③活動性分析=資産・資本の1年間の活動の程度の分析。資産・資本をどれだけ無駄なく活用できているかを見られる。

 

④生産性分析=投入した生産要素の効率性を分析。人工や設備をどれだけ利益に結びつけているかを見られる。

 

⑤成長性分析=企業成長の程度やその要因の分析。今後の企業の成長性を測ることができる。

 

長期投資を行う際はその企業の財務を精査する必要があります。

一覧全てを覚える必要は全くないですが、安全性分析は企業の倒産リスクを測る際、成長性分析は株価の成長性を予想する際など、場合によって使い分けることでより堅実な投資が可能となります。

是非ともご活用ください。

 

①収益性分析=企業の利益獲得能力の分析。現状のビジネスがどれだけ上手くいってるかを見られる。

 

・総資本利益率=利益/総資本

・自己資本利益率=利益/自己資本

・売上高利益率=利益/売上高

・売上高キャッシュフロー率=純キャッシュフロー/売上高

(純キャッシュフロー=当期純利益+法人税調整額+非現金支出ー配当額)

・限界利益率=売上高ー変動費/売上高

 

②安全性分析=企業の短期的支払い能力・財務バランス・資金のフロー分析。倒産リスクを避けるために使用できる。

・流動比率=流動資産/流動負債(200%以上が望ましく、100%未満だと要注意)

・流動負債比率=流動負債/自己資本

・運転資本保有月数=(流動資産ー流動負債)/売上高 × 12ヵ月

・受取勘定滞留月数=(受取手形+売掛金)/売上高  × 12ヵ月

・必要運転資金滞留月数=(受取手形+売掛金+前払金-支払手形-買掛金-未払金)/売上高 × 12ヵ月

・自己資本比率=自己資本/総資本

・営業キャッシュフロー対負債比率=営業キャッシュフロー/負債(期中平均)

・借入金依存度=(短期借入金+長期借入金+社債)/総資本

・有利子負債月商倍率=有利子負債/売上高 × 12ヵ月

(有利子負債=短期借入金+長期借入金+社債+新株予約権付社債+コマーシャル・ペーパー)

・金利負担能力=(営業利益+受取利息及び配当金)/支払利息

・配当性向=配当金/当期純利益

 

③活動性分析=資産・資本の1年間の活動の程度の分析。資産・資本をどれだけ無駄なく活用できているかを見られる。

・自己資本回転率=売上高/自己資本(期中平均)

・棚卸資産回転率=売上高/棚卸資産(期中平均)

・支払勘定回転率=売上高/(支払手形+未払い金)(期中平均)

 

④生産性分析=投入した生産要素の効率性を分析。人工や設備をどれだけ利益に結びつけているかを見られる。

・労働生産性=付加価値/総職員数(期中平均)

(付加価値=売上高-(材料費+外注費)= 経常利益 + 人件費 + 賃借料 + 減価償却費+ 金融費用 + 租税公課)(期中平均)

・資本生産性=付加価値/固定資産(期中平均)

・設備投資効率=付加価値/(有形固定資産-建設仮勘定)(期中平均)

・付加価値率=付加価値/売上高

・資本集約度=総資本(期中平均)/総職員数(期中平均)

 

⑤成長性分析=企業成長の程度やその要因の分析。今後の企業の成長性を測ることができる。

・売上高増減率=(当期売上高ー前期売上高)/前期売上高

・利益増減率=(当期利益-前期利益)/前期利益

・自己資本増減率=(当期自己資本-前期自己資本)/前期自己資本

 

ここまで多くの財務分析手法をご紹介しました。

しかし、財務分析には「社風・組織力」などの経営状況や、「開発力・トップマネジメント」などの定性的なものを分析することはできません。

これらを「財務分析の限界」と呼びます。

 

あくまで定量的なもの同士を組み合わせて分析するに過ぎないのですが、意外と様々な情報を発見することができます。

例えば、トヨタのようにカンバン方式で材料を減らす努力を継続的に行っている企業は、棚卸資産回転期間が短い傾向があります。

このように、企業の長所を財務分析によって見つけてあげることも、投資家として必要な能力なのかもしれません。

 

今回は以上とさせて頂きます。

ではでは(゜ω゜)ノシ